研究課題
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エストロゲンは生殖や性行動などの機能調節だけでなく、体性感覚の調節に関与することが知られている。とくに、妊娠期間や更年期などのホルモン環境が変動する時期に、痒み感覚に変化がみられるが、女性ホルモンであるエストロゲンが痒み閾値を調節する機序については不明な点が多い。そこで、行動薬理学解析と組織学解析を行い、エストロゲンが痒み閾値調節に関与するか、ラットを用いて解析した。その結果、雌ラットにおいて体内エスロトゲン濃度に依存して掻破行動の変化がみられた。また、 エストロゲンが感覚神経系 CGRP の発現を制御し、痒み閾値を調節する可能性が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (8件) 備考 (1件)
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http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/anat1/index.html