料理データベースによる食生活調査の外的妥当性と食塩摂取量把握精度向上の検討

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22800069
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 食生活学
• 研究機関: 新潟大学
• 研究代表者: 高地 リベカ 新潟大学, 医歯学系, 助教 (60413085)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• キーワード: 栄養疫学 / 食事評価 / 栄養学

研究概要

「料理」を主に摂取する日本人の食習慣に適した食事評価ツールとして、既存の実測による食事記録データを収集し、料理名・食材・重量によって構成される料理データベース(DB)として再構成した。料理DB適用による食事評価の外的妥当性の検討を行い、開発地域外にも応用できる可能性が示唆された。さらに、味付けの自己回答が総塩分摂取量推定の補助指標となり得ることを確認し、料理DBによる評価システムへの反映により塩分把握精度の向上が期待できた。

研究成果

• [学会発表] 食事評価のための料理データベース開発(第1報)~データベースの基本情報について~ (2012)
  • 著者名/発表者名: 石原淳子,高地リベカ,石井有里,篠澤友里江,鬼頭久美子,君羅満,今井具子
  • 学会等名: 第59回日本栄養改善学会学術総会
  • 発表場所: 名古屋市:名古屋国際会議場
  • 年月日: 20120912-14
• [学会発表] 食事評価のための料理データベース開発(第2報)~ 1食あたり料理の大きさについて~ (2012)
  • 著者名/発表者名: 石井有里,高地リベカ,篠澤友里江,鬼頭久美子,君羅満,石原淳子
  • 学会等名: 第59回日本栄養改善学会学術総会
  • 発表場所: 名古屋市:名古屋国際会議場
  • 年月日: 20120912-14
• [学会発表] Development of a recipe-based database for the assessment of dietary intake in Japanese populations : Part II. basic results (2012)
  • 著者名/発表者名: Takachi R, Ishihara J, Ishii Y, Shinozawa Y, Inoue M, Imai T, and Tsugane S.
  • 学会等名: 8th International Conference on Diet and Activity Methods
  • 発表場所: Rome/Italy
  • 年月日: 2012-05-16
• [学会発表] Development of a recipe-based database for the assessment of dietary intake in Japanese populations : Part I. framework and strategy. (2012)
  • 著者名/発表者名: Ishihara J, Takachi R, Ishii Y, Shinozawa Y, Inoue M, Imai T, and Tsugane S
  • 学会等名: 8th International Conference on Diet and Activity Methods
  • 発表場所: Rome/Italy
  • 年月日: 2012-05-16
• [学会発表] 料理画像を用いた栄養素摂取量推定の精度の検討-生体指標との比較 (2012)
  • 著者名/発表者名: 石原淳子,高地リベカ,細井聖子,石井有里,岩崎基,津金昌一郎
  • 学会等名: 第22回日本疫学会学術総会
  • 発表場所: 東京:学術総合センター
  • 年月日: 2012-01-27
• [学会発表] 検診受診者における質問紙による「みそ汁の味付け」とみそ汁濃度実測値及び食事記録法による食塩摂取量と関連 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高地リベカ,石原淳子,岩崎基,津金昌一郎
  • 学会等名: 第21回日本疫学会学術総会
  • 発表場所: 札幌市:かでる2. 7
  • 年月日: 2011-01-22
• [学会発表] 料理単位による食品群・栄養素等摂取量推定の妥当性の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 鬼頭久美子,石原淳子,君羅満,高地リベカ,細井聖子,石井有里
  • 学会等名: 第57回日本栄養改善学会学術総会
  • 発表場所: 埼玉:女子栄養大学
  • 年月日: 2010-09-11