研究課題
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中央アジアでは社会主義体制の改革と終焉を経て、宗教(特にイスラーム)が社会的に重要性を増す現象が広く生じた。この現象はソ連成立以前の宗教実践の単なる復興ではなく、旧ソ連国境を越えた移動の増大とますます緊密に結びつくようになっている。本研究では、中央アジアの地域大国であるカザフスタンを中心に、近代化の過程で分断された周辺諸国のカザフ人マイノリティや中東諸国との関係に着目し、宗教の再構築過程にみられる越境性と地域性を明らかにした。
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民博通信
巻: 135 ページ: 32-33
巻: 132 ページ: 24-25