研究課題
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本研究は、東アジアにおける狩猟法の進化史を明らかにすることを目的とする。このため、投射実験によって狩猟時に石器に残される衝撃剥離や微細衝撃線状痕の形成パターンと狩猟法との関係を把握することを目指す。実験により、衝撃剥離や微細衝撃線状痕の発生率、衝撃剥離の規模、試料の残存率が、投射速度に応じて変化することが分かった。以上の結果から、衝撃剥離や微細衝撃線状痕の形成パターンと投射速度との間に明瞭な相関があり、この相関に基づいて当時採用されていた狩猟法を同定することが可能であることが明らかとなった。
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旧石器研究
巻: 第8号(印刷中)
Quaternary International
巻: (in press)
doi:10.1016/j.quaint.2012.02.057
第25回東北日本の旧石器文化を語る会予稿集
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第4回研究大会ネアンデルタールとサピエンス交替劇の真相:学習能力の進化に基づく実証的研究
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