研究課題
研究活動スタート支援
期間中に発表した成果は主に翻訳に関するものである。まず、谷崎潤一郎訳『源氏物語』(「谷崎源氏」)の本文異同を調査し、二度目の訳である「新訳」の改訂の実態を解明した。また、谷崎と与謝野晶子の源氏訳を比較検討し、作家による古典の現代語訳が独自の形態を備えた日本語を創出することを明らかにした。「谷崎源氏」と玉上琢弥の関係についても口頭発表を行い、現代語訳と古典研究の接点を探った。演劇に関しては、谷崎戯曲の書誌・上演情報のデータベース化を進め、一部を発表した。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 図書 (1件) 備考 (2件)
奏
巻: 24号(掲載決定済)
巻: 23号 ページ: 161-167
京都大学国文学論叢
巻: 26号 ページ: 35-37
http://hdl.handle.net/2433/150452
巻: 26号 ページ: 17-34
巻: 25号 ページ: 41-72
巻: 22号 ページ: 132-142
http://blog.tanizakij.net/?eid=107#sequel