• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2011 年度 研究成果報告書

イタリアの精神保健実践における生態学的インタラクション環境の文化生態人類学的研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 22820036
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関京都大学

研究代表者

松嶋 健  京都大学, 人文科学研究所, 研究員 (40580882)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
キーワード精神医療 / イタリア / 生態心理学 / インタラクション / 文化人類学 / テリトリー / バザーリア
研究概要

本研究では、精神科病院を全廃して地域精神医療サービスに移行したイタリアにおいて、インタラクションの視点からどのような実践が行われているのかを検証した。そこでは狭義の精神医療をこえて、「生きもの」としての人間が他の人々や環境とのインタラクションのなかで、自らの「テリトリー」を創出していく過程が見出される。本研究では文化人類学および生態心理学の観点から、このような<生態学的インタラクション環境>の諸特徴について明らかにした。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2012 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (4件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] フランコ・バザーリアとイタリアの精神医療改革2011

    • 著者名/発表者名
      松嶋健
    • 雑誌名

      社会情報

      巻: vol.21-1 ページ: 63-76

  • [学会発表] 底の抜けた「現実」をつなぎとめる-イタリアの精神保健の経験から2012

    • 著者名/発表者名
      松嶋健
    • 学会等名
      CARLS医療人類学特殊研究セミナー
    • 発表場所
      慶應義塾大学
    • 年月日
      2012-03-09
  • [学会発表] アクターからパフォーマーへ-イタリアの地域精神保健と演劇人類学の出会いから2011

    • 著者名/発表者名
      松嶋健
    • 学会等名
      日本文化人類学会
    • 発表場所
      法政大学
    • 年月日
      2011-06-12
  • [学会発表] 制度・コミュニケーション・出来事-<やりとり>と<かかわり>から精神障害を捉える視座を索めて2010

    • 著者名/発表者名
      松嶋健, 岡本雅史
    • 学会等名
      精神医療現場から日常生活にわたる制度的コミュニケーションギャップをめぐって
    • 発表場所
      キャンパス・イノベーションセンター東京
    • 年月日
      2010-11-14
  • [学会発表] <生成変化する役割>と<出来事の意味>-イタリア中部のカーサ・ファミリアの事例から2010

    • 著者名/発表者名
      松嶋健
    • 学会等名
      社会言語科学会
    • 発表場所
      大阪大学
    • 年月日
      2010-09-05
  • [図書] 看護ポケットマニュアル精神科2012

    • 著者名/発表者名
      山川百合子・栗原加代(編), 松嶋健, ほか
    • 総ページ数
      17-18
    • 出版者
      医学出版社
  • [図書] 身体化の人類学-認知・表象・言語・社会2012

    • 著者名/発表者名
      菅原和孝(編), 松嶋健, ほか
    • 出版者
      世界思想社

URL: 

公開日: 2013-07-31   更新日: 2013-09-18  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi