研究課題
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古代日本語の文終止には、終止形だけでなく、連体形も頻繁に述部に現れる。本研究では、上代の終助詞ガネ文と「連体形+ソ」文の比較、上代から中世にかけての「連体形+ソ(ゾ)」文と疑問表現との関わりに関する考察、上代と中古のモノゾ文の記述を行った。その結果、文終止体系の変遷を記述する上で、複合辞の成立過程や疑問表現との関わりを視野に入れる必要があることが明らかになった。
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日本語文法史研究
巻: 第1号(掲載確定)
福岡教育大学紀要第一分冊文科編
巻: 第61号 ページ: 35-46
福岡教育大学国語科研究論集
巻: 52号 ページ: 73-83
日本語学最前線(田島毓堂編、和泉書院)
ページ: 345-359