研究課題
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フリードリヒ・ヘルダーリン(1770-1843)の「音調の交替」理論において提示される「知的直観」、「努力」、「感情」の概念を、詩人のスピノザならびにフィヒテ受容の観点から解釈し、この三つの概念が詩的主体の認知プロセスに影響を与える生の要素を指すという、研究当初からの仮説の根拠を示した。また、これらの概念がそれぞれ、脳神経科学者アントニオ・R・ダマシオ(1944-)が用いる「原自己」、「情動」、「感情」の各概念に対応しうることを示した。
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巻: 第20号