研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、二つの密教典籍の日本古写経本を、刊本や敦煌写本との比較研究を基本的な方法とすることによって、漢訳仏典を研究するに際して、刊本を過信する危険性を改めて示唆できたと共に、日本古写経本の出現と活用によって漢訳経典を校訂し、そのテキスト内容の歴史的変遷を更に正確に把握した上で、経典が受容される過程で被る変容について柔軟に理解される可能性をより広げることに努めたものである。
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遊天台山賦
巻: 17号 ページ: 177-205
鶴見大学仏教文化研究所紀要
巻: 16号 ページ: 215-241