研究課題
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本研究は、中国における近代化の波が1920年代の「小品文」概念形成に影響を与え、ひとつの運動を形作ったことを明らかにするものである。20年代前半、夏丐尊を筆頭とする教育家集団は、作文教育の一環として小品文を提唱し自らも作品を手がけていた。その小品文の概念は、日本小品文に取材したものである。これらの新資料からは20年代における「小品文運動」の存在が看取できる。本研究の成果が、従来の小品文研究に一石を投じることを期待する。
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立命館大学言語文化研究
巻: 22巻3号 ページ: 169-184
野草
巻: 88号 ページ: 35-58
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/./RitsIILCS_22.3pp169-184Toriya.pdf