研究課題
研究活動スタート支援
近世中期上方における、書物の形成の実態とこれを取り巻く文壇・出版界の動向を捉えるため、京都の作者秋里籬島の文学とその文芸圏について解明を行った。籬島作品に関しては、初期の小説について典拠に基づいた叙述の在り方を分析し、編集手法、作者の態度、出版物としての位置付けをその要因とともに明らかにした。文芸圏に関しては、同時代文学者の活動と編著の形成・出版事情を解明するところから上方文学の情勢の一端を跡付けた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)
清心語文
巻: 13 ページ: 45-56
国文
巻: 114 ページ: 12-24