研究課題
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本研究では、精神疾患者の雇用における権利・利益の実質的な保障のありかたについて、エンフォースメントに焦点をあてて分析・考察した。分析の対象は、アメリカの障害差別禁止法(ADA第一編)の救済制度である。成果として、アメリカの障害差別をめぐる紛争の解決では、ADRプログラム(EEOCのような公的機関によって提供される)によって解決が図られる例が多いこと、これらのADRシステムは、精神障害のケースが司法救済になじまないという問題を一定程度解決するものであることが明らかとなった。
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法学セミナー増刊速報判例解説
巻: 9巻 ページ: 303-306
アメリカ法
ページ: 194-199