研究課題
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本研究は、近代以降導入された「近代的土地所有権」制度下において、温泉資源の利用秩序がいかなる変容を遂げたのか、近現代日本における資源管理の特質と資源利用を通じた地域開発・発展のあり様を明らかにした。共同体的秩序が強く残存し、温泉開発が進展しなかったと把握された温泉地においても、実際には温泉資源の確保を目指した開発が行われた。しかし、資源の少なさや開発資金の不足といった問題や土地所有構造の特質から、第二次大戦以前において本格的な開発ができず、その後の温泉地の発展に大きな影響を与えた。
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歴史学研究
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社会経済史学
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