研究課題
研究活動スタート支援
本研究の成果は以下のとおりである。まず,(1)監査人の継続監査年数が長い場合,現行制度が想定しているような財務諸表監査の質の低下は起こらず,むしろ改善されること,また,多くの先行研究が検証した監査報酬と財務諸表監査の質との関係は,(2)継続監査年数を加味した場合,緩和されることを明らかにした。さらに,(3)企業の株式所有構造を加味した場合においても,この両者の関係が緩和されることを明らかにした。
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滋賀大学経済学部ワーキング・ペーパー
巻: 第145号
http://mokuroku.biwako.shiga-u.ac.jp/WP/No145.pdf