研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、ケニア共和国首都ナイロビ市内のスラム地域-キベラ-で、小学校修了児童のその後の進路先について調査を実施した。その結果、調査対象となった14校(スラム内の低学費私立小学校12校とスラム近郊の公立小学校2校)に通う7割近くの児童が、中等学校への進学機会を得ていることが明らかになった。スラム内の低学費私立小学校が公立小学校の補完的役割を果たしている一方、いくつかの学校では、学校設備を含む学習環境改善の必要性が認められた。
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国際協力教育論集
巻: 第14巻第1号 ページ: 15-28