研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、ドイツ知的障害親の会レーベンスヒルフェの成立史と組織機構変遷を軸として、レーベンスヒルフェと特殊教育制度の関係を総合的に考察することを目的とする。全国レヴェルに視点を置いた分析を通して、レーベンスヒルフェが通説とは異なり、特殊教育制度と親和的であったことが明らかとなった。また、創設地マールブルクの地域史調査を通して、マールブルク大学医学部教授が、レーベンスヒルフェの創設メンバーや理事として活躍するとともに、同大学特殊学校教員養成所の設置に多大なる貢献をしていた事実が明らかとなった。
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文京学院大学人間学部研究紀要
巻: Vol.13 ページ: 259-275