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2011 年度 実績報告書

カンボジアの教育における日・中・韓ODAの現状

研究課題

研究課題/領域番号 22830082
研究機関国際基督教大学

研究代表者

DAWSON WalterP.  国際基督教大学, 教養学部, 准教授 (70586445)

キーワード開発 / 教育 / カンボジア / JICA / KOICA / ODA
研究概要

カンボジアの教育におけるODAの現状を調べるために、日本・中国・韓国のODA政策やカンボジアでの教育開発プロジェクトを比較する研究になります。日本・中国・韓国とカンボジアの間に行う国際協力を「East-East Transfer」(アジア地域内)という名づけで、東北アジアと東南アジアまたは先進国と発展途上国の間の「Transfer」(交流)を説明する目的があります。今年度、各国(日本・韓国・中国)の援助機関による教育プロジェクトのフィールドワーク調査により新しくデータを集めました。そのため、援助機関の教育開発の専門家をインタビューし、プロジェクトの利益を得る方々(生徒・保護者など)にもインタビューをしました。主に成果は学会発表になりますが、2011年10月に日本教育社会学学会の大会で発表をし、2012年3月バンコクで開催されたEducation and Development Conferenceでも発表しました。発表した論文は現在学会ジャーナルへの提出する準備段階に入っております。重要な結果としては日本・韓国・中国の教育開発政策の比較にありますが、日本と韓国は現在のところ、「伝統的な援助機関」のモデルを目指しているようであり、中国の政府は援助機関として、新たな援助機関のモデルを作っていると言えるでしょう。日本と韓国は貧困政策に基づいているが、中国は開発に投資が入った共同性モデルになります。プロジェクトの実施はこのアプローチが反映されています。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] ODA discourse related to aid given by East Asian bilateral donors (Japan, South Korea, and China) to Cambodia2012

    • 著者名/発表者名
      DAWSON, Walter P.
    • 学会等名
      Education and Development Conference
    • 発表場所
      Royal Benja Hotel, Bangkok, Thailand
    • 年月日
      2012-03-05
  • [学会発表] International Cooperation for Higher Education in Asia : East Asian ODA to Cambodia2011

    • 著者名/発表者名
      DAWSON, Walter P.
    • 学会等名
      日本教育社会学会
    • 発表場所
      お茶の水女子大学
    • 年月日
      2011-09-24

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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