研究課題
研究活動スタート支援
他者の情動を認知することは,円滑な社会的関係を維持する上で不可欠である.これまでの自身の研究から,顔と声による情動認知において,日本人はオランダ人よりも声への依存性が高いことが示された.本課題ではこれまでの研究を発展させ,上記結果の一般性を確認した上で,なぜこのような違いが生じるのかを検討した.研究の結果,先行研究で確認された日本人における声優位性が,かなりの程度一般性をもった現象であることが示唆された.また,欧米人と比べて,東アジア人は声の感情を重視するという一般的傾向を見出した.
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認知科学
巻: 18(3) ページ: 416-427
Experimental Brain Research
巻: Vol.213(2-3) ページ: 275-282
Psychological Science
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