研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、不純物を添加して発現する外因性スピンホール効果に着目して、その発現起源やどのような母金属と不純物の組み合わせで大きなスピンホール効果が発現するかを実験的に調べた。その結果、スピン軌道相互作用の弱い銅にイリジウム不純物を添加することで、スピンホール効果が発現し、その発現効率を示すスピンホール角が2%になることを実験的に確かめた。さらに、イリジウムの代わりにビスマスを不純物として僅かに添加することでスピンホール角が1桁以上大きくなることが分かった。
すべて 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (10件) 備考 (1件)
Physical Review Letters
巻: 106 ページ: 126601-1-4
DOI:10.1103/PhysRevLett.106.126601
Physical Review B
巻: 83 ページ: 174405-1-5
DOI:10.1103/PhysRevB.83.174405
Applied Physics Express
巻: 4 ページ: 063002-1-3
DOI:10.1143/APEX.4.063002
http://www.riken.jp/lab-www/nanomag/indexjpn.html