研究課題
研究活動スタート支援
Pc5周期帯(150-600秒)地上磁場変動と同期した電離圏電場変動をFM-CW電離圏電場観測システムにより捉える事に成功した.低緯度電離圏電場と赤道域地上磁場変動の位相差から,電離圏がLR回路(コイルと抵抗を含む回路)のような役割を果たし,電離圏電場(電流)が地上磁場Pc5を励起している事が明らかになった.さらに,磁気圏内である静止軌道で観測されたPc4周期帯(45-150秒)磁場変動の地方時毎の発生頻度を調べると,磁気圏と太陽風のプラズマの速度差で励起されるKelvin-Helmholtz不安定性及び、磁気圏境界の前面(太陽側)に存在する衝撃波付近で発生する波動が磁気圏内のPc4周期帯磁場変動を励起していると考えられる.
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Journal of Geophysical Research
doi:10.1029/2011JA017453
International Journal of Geophysics Volume
doi:10.1155/2011/848467
doi:10.1029/2010JA016042
doi:10.1029/2010JA015403
V INTERNATIONAL CONFERENCE
ページ: 118-121
Advances in Geosciences
巻: Vol.21 ページ: 379-391
http://news.sci.kyushu-u.ac.jp/jokrozflp-20/