研究課題
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Fermi,Pasta,and Ulam(FPU)の再帰現象は古典力学的な一次元非線形格子模型の数値実験から発見され、その発見がさらにはソリトンの発見やカオス理論の発展に繋がったように、非線形物理学の礎となっている。にもかかわらず、実際の実験における観測は非常にまれである。本研究では、光格子中の一次元ボース気体の実験において、FPUの再帰現象が実現可能であることを提案した。さらに、量子揺らぎによってFPU振動が顕著に減衰することを見いだした。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
Journal of Physics : Conference Series 273
ページ: 012020
Physical Review B 82
ページ: 094304