蛍光性核酸結合リガンド群を用いたマルチカラー蛍光アッセイ法の開発

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22850001
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 分析化学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 佐藤 雄介 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教 (90583039)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• キーワード: AP site / 蛍光性リガンド / シアニン誘導体 / マルチカラー蛍光解析 / 遺伝子解析

研究概要

脱塩基部位結合リガンドと蛍光応答性インターカレーターとを連結した一連のコンジュゲートを設計・合成し、これら新規コンジュゲートを用いて遺伝子解析(一塩基多型検出)へと適用した。ここでは、多彩な蛍光波長を示すシアニン色素を当該設計におけるインターカレーターとして用いることに着目し、脱塩基部位対面ピリミジン塩基選択性を有する青・緑・赤色蛍光応答型コンジュゲートを開発することに成功した。

研究成果

• [学会発表] マルチカラー蛍光アッセイを指向した脱塩基部位結合リガンド群の開発 (2012)
  • 著者名/発表者名: 佐藤雄介、工藤恵、王春霞、西澤精一、寺前紀夫
  • 学会等名: 日本化学第92春季年会
  • 発表場所: 慶應義塾大学
  • 年月日: 20120325-28
• [学会発表] Light-up response to pyrimidine nucleobase opposite an abasic site in DNA duplexes by naphthyridine-cyanine conjugates (2011)
  • 著者名/発表者名: Megumi Kudo, Yusuke Sato, Seiichi Nishizawa, and Norio Teramae
  • 学会等名: 3rd Asian Spectroscopy Conference
  • 発表場所: Xiamen University, China
  • 年月日: 20111129-1201
• [学会発表] 脱塩基部位を標的とする核酸結合リガンドの開発と遺伝子解析への応用 (2011)
  • 著者名/発表者名: 佐藤雄介、西澤精一、寺前紀夫
  • 学会等名: 日本分析化学会第60年会
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 20110914-16
• [学会発表] ナフチリジン-シアニン誘導体コンジュゲートを用いた核酸発蛍光検出 (2011)
  • 著者名/発表者名: 工藤恵、佐藤雄介、西澤精一、寺前紀夫
  • 学会等名: 日本分析化学会第60年会
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 20110914-16
• [学会発表] ナフチリジン-シアニン誘導体コンジュゲートの合成と遺伝子解析への応用 (2011)
  • 著者名/発表者名: 工藤恵、佐藤雄介、西澤精一、寺前紀夫
  • 学会等名: みちのく分析科学シンポジウム2011
  • 発表場所: 山形大学
  • 年月日: 2011-07-23