研究課題
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本研究は沸騰関連機器内における沸騰二相流の動的特性,あるいはこれに関連するような限界熱流束に代表される諸問題の高精度予測を行うために,離散気泡モデルを構築することが目的である.本研究では,運動量効果を与える非常に重要な機構である,先行スラグ気泡のウェーク機構に関して,傾斜上昇流に対する知見を得ることができた.また,離散気泡モデルは液液二相流のような密度比が非常に小さい条件に対しても適用可能であるという知見を得た.
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日本機械学会論文集B編
巻: Vol.78, No.788 ページ: 894-904