研究課題
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農耕地雑草にとって除草剤は極めて強い選択圧であり、多くの雑草で除草剤抵抗性が進化した。なかでもライグラス(Lolium spp.)の発生報告数は多く、深刻な除草剤抵抗性雑草のひとつとされている。国内でも2010年に初めてドクムギ属の除草剤抵抗性個体の発生が報告された。本研究はライグラスの除草剤抵抗性遺伝子の拡散リスク評価に寄与できる実証的データを得ることを目的とし、1)抵抗性遺伝子の後代への遺伝、2)集団間の遺伝子流動の程度、3)除草剤抵抗性個体の由来を明らかにした。
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