研究課題
研究活動スタート支援
ササ類は容易に雑種を形成し、外部形態による同定が非常に困難である。本研究は、葉緑体および核遺伝子マーカーがササ類の雑種を検出するのに有効か否か検討した。東京大学秩父演習林と同北海道演習林において、2種のササ類の分布が重複する領域を含むようにそれぞれ37、16個体を採集した。外部形態による同定の結果、それぞれ属間および種間雑種が確認された。遺伝解析の結果、核遺伝子・花成促進遺伝子FLOWERING LOCUS T(FT)が雑種の推定に有効な可能性を示した。
すべて 2012 2010
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)
Plant Species Biology
DOI:10.1111/j.1442-1984.2012.00369.x
Plant Biotechnology
巻: 27 ページ: 353-358