研究課題
研究活動スタート支援
主要な院内感染菌である黄色ブドウ球菌は、医療器具の表面にバイオフィルムを形成し、難治性の感染症を引き起こす。本研究では、バイオフィルムにおいて黄色ブドウ球菌を包み込む構造体(バイオフィルムマトリックス)を構成するタンパク質の種類と局在性の変化を明らかにした。また、常在菌により産生されるバイオフィルム破壊酵素Espの作用機序を解明した。これらの成果は、黄色ブドウ球菌によるバイオフィルム感染症の予防法・治療法の開発につながるものと期待される。
すべて 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
J. Appl. Microbiol
巻: 111 ページ: 1406-1415
http://square.umin.ac.jp/saikin/index.html