研究課題
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食道切除術およびリンパ節郭清等の手術操作の影響によって生じる反回神経麻痺は、摂食・嚥下障害の原因になると同時に栄養状態の悪化をまねく。この反回神経麻痺は、数日から数カ月で自然治癒するという報告もあり、嚥下リハビリテーションの立場からの報告は少ない。そこで、食道切除術後に提供する食事プロトコールを作成し、患者の栄養状態について検討した。同プロトコールを使用後、BMI、生化学データの改善はなかったが、エネルギー充足率の改善を認めた。また、術後合併症(誤嚥性肺炎)の発症率が低下する結果を得た。
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