研究課題
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平滑筋の収縮・弛緩調節の分子機序を明らかにするため、新規の高感度リン酸化解析法の開発を目指した。ウシ毛様体平滑筋のリン酸化MYPT1をphos-tag電気泳動法を用いて分離・定量を試みている。カルバコールで収縮刺激を行った毛様体筋では高いレベルのmyosinのリン酸化が観察されたが、予想に反して弛緩状態のmyosinのリン酸化レベルも高いままに保たれていた。これらの結果はウシ毛様体筋ではmyosinリン酸化以外の未同定のCa^<2+>依存性収縮調節因子が存在する可能性を示唆している。
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生物物理化学
巻: 56 ページ: s15-s19
http://www.asahikawa-med.ac.jp/dept/mc/phys1/profiles/takeya.htm