研究課題
研究活動スタート支援
本研究では新規の有機性蛍光ナノ粒子および3次元蛍光画像解析装置を用いた病理組織診断法を利用し、がん治療において高精度な微小がん転移診断を可能とするセンチネルリンパ節診断法の開発を目的とした。本研究において、新規蛍光ナノ粒子の開発を行い、新たに作製した担癌モデルマウスでセンチネルリンパ節の診断・解析を行った。その結果、これら新規蛍光ナノ粒子がセンチネルリンパ節の検出およびリンパ節内での転移がん細胞集積部位の同定に有用であることが予備的なデータから示された。現在、がん細胞検出の感度増強および定量性強化について検討を行なっている。
すべて 2012 2010 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 図書 (3件) 備考 (1件)
Nanotechnology
巻: 21 ページ: 185103-185110
http://www.med.tohoku.ac.jp/org/contribute/107/index.html