研究課題
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HIV感染を防ぐための一つの手段として、ヒトの細胞はBST2などの抵抗性宿主因子BST2を保持している。しかしHIVは自身がコードするVpu蛋白質の働きによってBST2を不活化する。この活性にはVpuのリン酸化が必須であるが、その詳細な分子機構は不明である。本研究では迅速スクリーニング技術を用いて、膜輸送関連蛋白質SCYL2がVpuのリン酸化を阻害し、BST2の抗HIV活性を高めるという新たな分子モデルを明らかにした。
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The journal of AIDS Research
巻: 14(1) ページ: 17-24
Yokohama Medical Journal
巻: 62 ページ: 35-41