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2011 年度 実績報告書

生活習慣病ハイリスク者のエンパワメントの発展を促す支援プログラムと評価法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22890152
研究機関横浜市立大学

研究代表者

今松 友紀  横浜市立大学, 医学部, 助教 (80589599)

キーワード生活習慣病予防 / エンパワメント / 健康教育 / ハイリスクアプローチ / ポピュレーションアプローチ
研究概要

本研究の全体構想は、生活習慣病ハイリスク者が、自身の生活習慣の改善を通して、地域の生活習慣病予防対策の人材資源となっていく生活習慣病ハイリスク者のエンパワメントを促す支援プログラムを構築することである。その中で、本研究の目的は、生活習慣病ハイリスク者のエンパワメントの発展過程を概念モデルとして構築し、支援プログラムの開発を目指す。次いで、その支援プログラムの評価ツールを開発する。
本研究成果として、生活習慣病ハイリスク者のエンパワメントを促すプログラムは【スキル1:知識】生活習慣病とその原因に関する知識、【スキル2:目標設定】行動変容の具体的な目標設定、【スキル3:自身の生活習慣の内省】自身の生活のアセスメントとセルフモニタリング、【スキル4:生活改善の具体的な実践方法】運動・栄養・禁煙などの健康的な生活の具体的な実践・選択方法の4つのスキルを身に付けるよう構成することが必要であり、スキル1は健康教育、スキル2はグループラーニング、スキル3は個別的な面接、スキル4はグループ活動の方法を用いることが効果的であることが明らかとなった。また、このプログラムの評価指標として、プリシードプロシードモデルの準備要因・行動・健康についての評価指標は見られたが、強化要因・実現要因の評価指標ならびに環境の評価指標については確立されていなかった。今後は、それらを開発するとともに、個人と環境の両方の変容によって起こるQOLの向上についても評価できる指標の検討が必要であると考えられる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 生活習慣病における一次予防プログラムの枠組みの開発-文献学的検討-2012

    • 著者名/発表者名
      今松友紀, 田高悦子
    • 雑誌名

      横浜看護学雑誌

      巻: 第5巻 ページ: 1-8

    • 査読あり
  • [学会発表] Literature Review on Primary Preventive program for people with Lifes tyle Related Diseases2011

    • 著者名/発表者名
      Yuki IMAMATSU, Etsuko TADAKA
    • 学会等名
      The 2^<nd> Japan-Korea Joint Conference on Community Health Nursing, 2011 July
    • 発表場所
      神戸市看護大学(兵庫県)
    • 年月日
      2011-07-21

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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