研究課題
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神経障害性疼痛モデルであるSNLモデルラットの一次知覚神経においてHMGB-1の発現量増加が認められた。SNLモデルラットにHMGB-1中和作用のあるトロンボモジュリンを投与し、痛覚閾値の変化を検討した結果、トロンボモジュリンの痛覚過敏抑制効果を認めた。SNLモデルラットに投与されたトロンボモジュリンは熱刺激、機械刺激両方の痛覚閾値の低下を抑制したものの、その細胞内シグナリングまでは解明できなかった。またトロンボモジュリンの痛覚過敏抑制効果には用量依存性が認められた。
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Pain
巻: 113(4) ページ: 819-24
巻: 152(4) ページ: 888-95