研究課題/領域番号 |
22890161
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
村上 佳栄子 京都府立医科大学, 医学部, 助教 (30584867)
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研究分担者 |
星野 明子 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (70282209)
大西 早百合 京都府立医科大学, 医学部, 准教授 (60290219)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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キーワード | 限界集落 / 独居高齢者 / 生きがい / エンパワーメント / ヘルスプロモーション |
研究概要 |
本研究は、限界集落で暮らす独居高齢者を対象に健康の側面、住民のニーズを明確にしょうとするものである。独居高齢者が限界集落で生活し続ける意味と、その暮らしを支える要因を検討していくことを目的としている。A市の限界集落に在住するB集落の独居高齢者5名(うち1名息子と同居)の女性(平均年齢83.4歳)を対象に、半構成的インタビュー調査を実施した。分析の結果、対象者の限界集落における生活は、【地域で培ってきた人間関係】、【自然と共存する郷土への愛着】、【生活を支える精神的な強さ】、【健康への自負心】の4つのカテゴリーで構成されていたことが明らかになった。今後、さらに詳細な分析を重ねて、限界集落に住む独居高齢者の健康な暮らしを支える要因を検討し、専門職者による支援の視点について、示唆が得られると考える。
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