研究課題
研究活動スタート支援
近年、排尿障害に対するセルフケアの需要は高まりつつあると予想される。本研究では、会陰部への軽い触圧刺激が排尿抑制に及ぼす影響について健常者を対象に検討した。その結果、対照である頚部への触圧刺激に対して会陰部では排尿抑制が有意に(P<0.001)がみられた。さらに、会陰部への刺激前と比べ、刺激後2-3分(P<0.05)、刺激後3-4分(P<0.01)で有意に尿意が抑制された。本研究で得られた知見により夜間頻尿などの排尿障害患者のQOLを向上させることが可能な新たな手段を提示することができた。
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Auton Neurosci
巻: 167(1-2) ページ: 12-20
http://dx.doi.org/10.1016/j.autneu.2011.11.002.