研究課題
基盤研究(A)
外国人労働者が急増する日本社会における、排外主義などのナショナリズムと政治意識の変化の実態とその変容メカニズムを解明することを目指した研究である。日本での継続的全国調査に加え、韓国においても調査も実施し、これらを欧米のモデルと比較し「東アジアモデル」の提示を目指す。
日本におけるナショナリズムと排外主義の実態、変容メカニズムを明らかにし、国際的に比較可能な知見を提示することを可能にする点において高い学術的意義が認められる。また、研究代表者及び研究分担者は優れた業績を蓄積してきており、データの寄託が予定されていることから、本研究領域の一層の活性化が期待できる。