大学IRの学術的基盤の構築と人材育成および関連技術の確立

2022 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 22H00077
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分9:教育学およびその関連分野
• 研究機関: 東京工業大学
• 研究代表者: 森 雅生 東京工業大学, 企画本部, 教授 (20284549)
• 研究分担者: 近藤 伸彦 東京都立大学, 大学教育センター, 准教授 (10534612) ; 今井 匠太朗 東京工業大学, 企画本部, マネジメント准教授 (20749709) ; 井芹 俊太郎 神田外語大学, 教育イノベーション研究センター, 講師 (20909155) ; 大石 哲也 九州工業大学, 学習教育センター, 教授 (30552236) ; 松本 清 東京工業大学, 企画本部, マネジメント准教授 (30709150) ; 杉原 亨 淑徳大学, その他部局等, 准教授 (40725488) ; 石井 雅章 神田外語大学, グローバル・リベラルアーツ学部, 教授 (70433646) ; 高松 邦彦 東京工業大学, 企画本部, マネジメント教授 (80392017) ; 松田 岳士 東京都立大学, 大学教育センター, 教授 (90406835) ; 姉川 恭子 北九州市立大学, 経済学部, 准教授 (00749096)
• 研究期間 (年度): 2022-04-01 – 2027-03-31

研究の概要

実務的な関心や取組が先行している日本のIR(Institutional Research)の状況のなかで、業務内容、組織的な位置づけ、認証評価への対応など、IR活動の学術性について着目し、これに従事する者を育成するために学問領域としての基盤の確立を目指すものである。新しい学問領域の開発という内容を含んでいる。

学術的意義、期待される成果

理論的な枠組の整理にとどまらず、IRに従事するために必要なスキル整備や研究に用いるデータセット共有のためのプラットフォームの構築や認証技術の研究開発まで含めた総合的な内容となっている。研究目的の達成による有用性が、IRの諸活動を対象とし体系化された学問やIR研究の方法論の創出と相乗しているという点に独自性が指摘できる。