研究課題/領域番号 |
22H00101
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分13:物性物理学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 卓 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (70354214)
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研究分担者 |
木村 尚次郎 東北大学, 金属材料研究所, 准教授 (20379316)
速水 賢 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (20776546)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究の概要 |
実験磁性物理学の王道とも言える研究手段である中性子散乱実験によって、2次元磁気散乱測定装置を新たに開発し、既存の完全集光3軸型分光器と組み合わせて量子磁性研究に必要な高精度中性子散乱の実現を試みる。電磁波分光および理論と組み合わせ、量子磁性体の磁気準粒子の制御と量子状態を特徴付ける量子エンタングルメントの定量評価の学理を構築することを目指す研究である。
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学術的意義、期待される成果 |
近年の量子磁性体における磁気準粒子に関する顕著な成果を踏まえての本研究であり、その達成に必要な高精度中性子散乱実験装置の開発が重要である。また既に開発されている集光分光器に加えてJRR-3の再稼働によって、本課題はタイムリーで波及効果も大きく意義深い。多角的な実験と理論の両面からの研究により俯瞰的な観点から量子磁性の展開が期待される。
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