研究課題/領域番号 |
22H00106
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分13:物性物理学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
森 初果 東京大学, 物性研究所, 教授 (00334342)
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研究分担者 |
小野塚 洸太 長岡工業高等専門学校, 物質工学科, 助教 (90995341)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究の概要 |
次世代の情報化社会に向けて環境調和型の有機エレクトロニクスに注目が集まっているが、その素材には限られた高分子伝導体が用いられており、構造的な乱れのために伝導機構の十分な理解や伝導性制御には至っておらず、物性研究からの基礎的な貢献が求められている。本研究では、高分子伝導体と低分子伝導体の中間に位置するオリゴマー伝導体に注目し、物質開発、伝導機構解明、精密伝導性制御により高い伝導性を目指す。
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学術的意義、期待される成果 |
応募者を中心に物質合成、物性実験、物性理論の研究協力者を配し堅実な研究体制が構築されており、分子性導体において本研究のように系統的に取り組んだ例はこれまでなくオリジナリティは大変高い。応募者は分子性導体の研究に長年関わっており、着実に成果を上げ、準備状況は整っている。その成果の有機エレクトロニクスへの更なる展開が期待される。
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