研究課題/領域番号 |
22H00124
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪大学 (2023-2024) 東北大学 (2022) |
研究代表者 |
石川 貴嗣 大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (40400220)
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研究分担者 |
白鳥 昂太郎 大阪大学, 核物理研究センター, 助教 (70610294)
冨田 夏希 京都大学, 理学研究科, 特定助教 (80894592)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究の概要 |
J-PARC E79実験において、既知のダイバリオン状態d*(2380)(D_{03}、I=0、J=3)でスピンとアイソスピンを入れ替えた「鏡映」状態であるD_{30}(I=3、J=0)等を観測し、ダイバリオンの構造がコンパクトな6クォーク状態・2つバリオンの分子のどちらであるのかを明らかにすることを目指す計画である。
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学術的意義、期待される成果 |
コンパクトな多クォーク状態では大きなアイソスピン状態で質量が重くなることは多くの理論が支持する傾向であり、ハドロン分子状態と区別する基準として実験的検証が待たれる。またJ-PARC E79実験は既に採択されているため、早期の実験実施と成果が期待でき、理論分野への波及効果も期待できる。
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