研究課題/領域番号 |
22H00143
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
澤田 真也 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (70311123)
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研究分担者 |
渡辺 丈晃 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (00415043)
高橋 仁 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (60353372)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究の概要 |
大強度陽子加速器施設J-PARCのハドロン実験施設における二次ビーム大強度化のための研究である。今後予定されている増強計画に伴い、150kW級の陽子ビームを受け入れるための直接冷却回転標的の技術開発と実証を行う。最終的には世界初の方式による二次粒子生成標的のヘリウムガス中での長期実証試験および標的技術を確立することを目的としている。
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学術的意義、期待される成果 |
J-PARCハドロン実験施設では、二次ビームラインを用いて様々な原子核および素粒子実験が行われている。とくにストレンジネスの研究や中性K中間子の稀崩壊による新物理探索等で世界をリードする実験を進めている。本研究はこれらの実験の高度化に必須な二次粒子生成標的の基盤研究である。技術的にも他に類をみない先進的な冷却方法を実証することで、世界トップレベルの環境を整え、物理研究の牽引力を強化できることが期待できる。
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