研究課題/領域番号 |
22H00144
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
|
研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
石川 明正 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (40452833)
|
研究分担者 |
古賀 太一朗 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教 (10834468)
周 啓東 名古屋大学, 高等研究院(素粒子), 特任助教 (50833191)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
研究の概要 |
bクォークを含むB中間子の2つの崩壊(タウ粒子崩壊、ミュオン崩壊)に「レプトン普遍性」が破れている可能性があるという結果が報告されており、標準模型を超える物理の可能性がある。本研究ではBelle II実験でB中間子崩壊でのレプトン普遍性を検証すること、および、こうした実験を進めるための高速軽量半導体ピクセル崩壊点センサーの開発を行うことを目的とする。
|
学術的意義、期待される成果 |
Belle II実験におけるレプトン普遍性の探索、特にここで提案しているD(*)とK(*)を終状態に含むB中間子のセミレプトニック崩壊中のレプトン普遍性の破れは、世界で大きく注目されている過程であり、探索の意義は大きい。SOIピクセル検出器はこうした研究をさらに進展させる上で大きな波及効果をもたらす可能性がある。
|