研究課題
基盤研究(A)
近赤外線カメラを搭載した1.8m広視野望遠鏡PRIMEにより、マイクロレンズを利用した系外惑星探査を推進する。その探査により発見した系外惑星や主星から弾き飛ばされた「浮遊惑星」の各種パラメータを導出することで、冷たい系外惑星および浮遊惑星の分布および形成過程を解明する。また、NASAのRoman宇宙望遠鏡での観測領域の最適化も行う。
高いオリジナリティを有し、当該分野で世界をリードできる計画となっている。期待される発見個数の見積もり結果、および応募者がこれまで蓄積してきている経験と業績から、本研究により系外惑星と浮遊惑星について質量関数などの統計量を得られる実現可能性は高いと考えられる。応募者のチームとRoman宇宙望遠鏡チームとの連携は、双方にメリットがある形となっている。