研究課題/領域番号 |
22H00182
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
中田 亮一 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 超先鋭研究開発部門(高知コア研究所), 主任研究員 (50726958)
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研究分担者 |
新田 清文 公益財団法人高輝度光科学研究センター, 分光推進室, 研究員 (00596009)
高橋 聡 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (60615251)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究の概要 |
ペルム紀末の大量絶滅イベントにおいて、無酸素海洋環境が長期間維持され、その遠因には火山噴火の影響が示唆されてきた。しかし、「火山噴火」と「海洋無酸素化」の関係(とくに同時性)が明らかではない。本研究では、堆積物試料のリン化学種とマルチ同位体分析データから、火山活動の影響が及んだ期間、海洋一次生産の時代変化を特定し、海洋無酸素事変の原因と回復過程を解明する。
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学術的意義、期待される成果 |
地球史において最大規模の大量絶滅がおこった「ペルム紀末の大量絶滅イベント」の原因、絶滅に至る過程(環境変動)と期間、回復過程が解明できる。また、本研究により導入される分析手法は、地球史の他のイベントに応用可能な方法論として定着する可能性があり、本研究の達成により、「ペルム紀末の大量絶滅イベント」のみならず、地球史全体の理解が進むと期待できる。
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