研究課題
基盤研究(A)
微小振動・衝撃や温度変化・履歴を電磁エネルギーに変換するための基盤技術を創出し、振動・温度発電複合材料を開発することを目的とした研究である。このため、様々なモノに貼る(あるいは組み込む)ことができる軽くて強靱な圧電・磁歪フィラー傾斜/最適分散複合材料の新規開発を試み、エネルギー変換現象を解明・制御することを目指している。
圧電・磁歪フィラー傾斜/分散複合材料の最適な作製条件や構造・界面を学術的に見出し、複数の環境源(力・運動・熱等)から電磁エネルギーを回収できる①高効率で、②環境有害元素を含まず、③長寿命な「電池レスIoT・DXスマートセンサ」の設計指針を明らかにすることが期待される。