研究課題/領域番号 |
22H00199
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分20:機械力学、ロボティクスおよびその関連分野
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
岩瀬 英治 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70436559)
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研究分担者 |
舘 知宏 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50586740)
尾上 弘晃 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (30548681)
斉藤 一哉 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (40628723)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2023-03-31
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研究の概要 |
本研究は、切り紙構造が持つ座屈変形を利用し、折り紙構造を安定して折り上げる「Kiri-origami構造」と名付けられた設計手法の確立と、その手法を利用した薄膜折り紙構造を用いたデバイスの実証を目的とした研究である。Kiri-origami構造とその数理モデルの確立という新たな学術的な側面と、その構造や理論を用いたデバイスの創製による新たな工学的側面から基盤領域を開拓しようとしている。
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学術的意義、期待される成果 |
本研究は、従来の折り紙構造の課題を解決するため、「Kiri-origami構造」という折り紙と切り紙を融合させた収縮変形と伸長変形が可能な自由度の高い新たな構造を提案している点から、その新規性や独創性は高く評価できる。機能性を有する切り紙パターンの設計手法から得られる工学的な知見を用いて、広い学術分野や産業分野への波及効果が期待され、学術的意義は大きい。
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