研究課題/領域番号 |
22H00215
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分21:電気電子工学およびその関連分野
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
山下 兼一 京都工芸繊維大学, 電気電子工学系, 教授 (00346115)
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研究分担者 |
高橋 駿 京都工芸繊維大学, 電気電子工学系, 准教授 (60731768)
水野 斎 富山県立大学, 情報工学部, 准教授 (60734837)
竹延 大志 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (70343035)
稲田 雄飛 京都工芸繊維大学, 材料化学系, 助教 (90770941)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究の概要 |
半導体微小共振器を用いて増強した電磁場と励起子の遷移双極子モーメントを強結合させ、室温に近い温度でポラリトンを生成させる。励起子遷移双極子の大きさだけではなく方向も能動的に制御し、共振器内の光電場との相互作用の最大化を目指す。室温ポラリトン状態の長寿命化を達成し、低消費電力で駆動できる量子デバイスのハードウェアの開発に道筋をつける研究である。
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学術的意義、期待される成果 |
室温ポラリトンの量子技術としての実用性を高めるために、ポラリトン状態の長寿命化を達成し、ポラリトンコヒーレント凝縮相生成の劇的な低閾値化を実現するところに学術的意義がある。世界に先駆けて、室温ポラリトンによる量子ビット生成および量子ゲート動作を実証するという成果が期待できる。
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