研究課題/領域番号 |
22H00229
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
安原 英明 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 教授 (70432797)
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研究分担者 |
清水 麻由子 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 核燃料・バックエンド研究開発部門 地層処分研究開発推進部, 研究職 (10751191)
岸田 潔 京都大学, 工学研究科, 教授 (20243066)
木下 尚樹 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 准教授 (30263958)
緒方 奨 大阪大学, 大学院工学研究科, 助教 (50868388)
下茂 道人 公益財団法人深田地質研究所, その他部局等, 主席研究員 (90393694)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 連成数値シミュレーション / 透水試験 / トレーサー試験 |
研究実績の概要 |
地層処分時に想定される深地層下における高圧力環境、廃棄体からの放熱に起因する高温環境、セメント材料溶出に起因する高pH環境、海陸接合部の塩水環境という連成環境を再現するために、熱輸送、地下水流動、応力変形、亀裂生成・進展、物質移行、地化学反応を一括処理する熱・水理・力学・化学連成数値シミュレータiPSACCの高度化を試みた。高度化されたiPSACCを用いて現場モニタリング結果を再現し、モデルの妥当性を評価した。解析結果は、概ね現場モニタリング結果を再現できており、モデルの信頼性を確認できた。高度化したiPSACCを日本原子力研究開発機構のスーパーコンピュータに実装するために、日本原子力研究開発機構のスーパーコンピュータのスペックを調査した。実験的検討では、高温・高圧・高アルカリ・塩水環境下で実施できる透水試験装置を改良し、高温.高圧・塩水条件で透水試験を実施した。実験前後の岩石供試体を観察し、二次鉱物の沈殿を確認し、透水性変化に及ぼす影響を評価した。さらに、物質移行特性を評価できるトレーサー試験装置の開発準備を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
概ね当初の予定通り、数値解析モデルの高度化ができている。実験の進捗もほぼ予定通りである。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度は、新たな分担研究者を1名追加することで、数値解析モデルの開発研究を加速させる予定である。
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