研究課題
基盤研究(A)
本研究は、世界的な石炭の縮小・廃止の流れを踏まえ、フライアッシュを主材料としないアルカリ活性材料の開発を目的とし、(1)材料自体とアルカリ活性材料固化体の基礎物性解明、(2)コンクリート構造物に使用するための材料調整方法や固化体の力学特性・耐久性、(3)災害発生土の活用法の提案を目指すものである。
ポルトランドセメントや石炭灰に代替する新たなバインダー開発は脱炭素化に貢献する重要な技術開発であり、研究課題の遂行によって世界の脱炭素化に貢献できると期待される。委員会活動を通して研究の蓄積、実績もあり、その開発に関して成果が期待できる。