研究課題/領域番号 |
22H00252
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分26:材料工学およびその関連分野
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
大野 宗一 北海道大学, 工学研究院, 教授 (30431331)
|
研究分担者 |
澁田 靖 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90401124)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
研究の概要 |
金属積層造形、溶接、連続鋳造、急速冷却・加熱など、非平衡性が強い実プロセスにおける組織予測が可能な計算手法の構築を目指して、「局所平衡の破れ(Violation of Local Equilibrium)」を取り入れた適用範囲に制限のない高精度な数理モデル「定量的フェーズフィールド法」を開発する。
|
学術的意義、期待される成果 |
高精度定量的フェーズフィールド法の構築とその応用という学術的に革新性が高く、応用面でも波及効果の大きい研究計画が示されている。適用例としては、過去に一度も計算で再現されたことのない非平衡バンド構造や鋼の高温マッシブ変態を対象にしており、挑戦的である。目指している計算手法は実用的に重要な多くプロセスにおけるミクロ組織形成を取り扱うことができるもので、波及効果が大きい。
|