研究課題/領域番号 |
22H00255
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分26:材料工学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
幾原 雄一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70192474)
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研究分担者 |
馮 斌 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (20811889)
栃木 栄太 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50709483)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2023-03-31
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研究の概要 |
本研究では、原子分解能透過型電子顕微鏡内にて、独自開発したその場機械試験を実施することにより、これまで未解明であった結晶性材料の変形・破壊現象を支配する転位や双晶、き裂といった構造欠陥と界面の力学的相互作用に関わるナノダイナミクスを原子レベルで明らかにし、材料強度発現メカニズムを探究することを目的とする。
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学術的意義、期待される成果 |
結晶性材料の変形・破壊現象を理解するために、荷重負荷時の構造欠陥-界面相互作用について、微小電気機械システム技術を利用して独自開発したTEM用小型・高精度の荷重負荷デバイスを用いて、応力集中箇所からの構造欠陥の発生を原子レベルでその場観察する計画は、独創的であり意義深い。得られる知見は、すべての結晶性材料の力学特性の理解につながるもので波及効果が大きく、材料工学における学術的な発展が期待される。
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